2009年10月

2009年10月30日

いつまで経ってもまだまだこれから

ダイエーの薬局

2年1組の学級閉鎖がやっと解けたと思ったら、今日から2年4組が閉鎖に。
まぁしょうがないな。11名も休んでいたら閉鎖にせざるを得ない。

せざるを得ないが、3日の公式戦、選手たちは間に合うのか???

4組でベンチ入りする選手たちには、今日の夕方に背番号を送りました。

2日まで閉鎖。3日から公式戦。練習すらできんがな・・・

どこも似たような状況とはいえ、最後は前日にフォーメーションプレーの練習
だけでもやっておきたかったなぁ。しょうがないか。前向きにいこう。

インフルエンザにかかった生徒たちは重くならないように気をつけてほしい。
そしてまた来週、元気な顔を見せてもらいたい。

加藤先生のデスク

最近はまたリスニングの勉強をしなおしているのですが、アルクのヒアリング
マラソンをやっていて、あれ?という箇所が出てくると悔しいもんですね。

毎日3時間という長い時間はできないにしても、原稿を書きながら、あるいは
何か作業をしながら、英語をできる限りインプットしようとしております。

この悔しさは長いこと忘れていたものだ。大事にせねばならぬ。

自分の知らないことを言われて怒る人は成長できないと、浪人時代に駿台予
備校京都校で表三郎先生が授業中に仰って、なるほどと思ったものです。

自分より上手くいっている人を見て、あいつは大したことないと批判する人は
要するにその人よりも自分のほうが下だと認めたのと同じだとも。

僕の場合は、自分で「僕は大したことない」と自己批判しているぐらいなので、
他の人を見て「あれは大したことない」なんて、絶対に言えないし、言わない。

時として「謙遜しすぎ」と批判されることもある。

でもそれはたぶん表先生の言葉がいまだに頭から抜けないからだと思う。

ヒアリングマラソンをやりながら、「やっぱり大したことないな」と思いつつも、
ちゃんとそういうふうに思える自分を嬉しく思ったりもします。

ちくさ正文館さん

明日は朝から東京に行きます。

日本中の様々な書店さんで「キムタツが選んだ英語問題集ベスト50」という
フェアをやってくださるんだそうです。

ありがたい。

学校の教員から見た「ベスト50」を発表してほしいと依頼を受けて・・・

ありがたいが、実は困ってる。

いや、去年も選んだ。選んだが、去年より今年はさらに増えてるでしょう?

問題集の数が。

僕は世間に出ているほとんど全ての英語の問題集を買って、ほとんど目を通
していると自負してるけど、「うまく作ってあるな」と思うものが多い。

自分の書いた本が小さく見えるものもあり、こりゃ素直に俺のを外してこの本
を選ぼう・・・なんて感じで選定しているんですが・・・

50冊は少なかろう?

単語集だけで、ぱっと手にとった「ベスト5」を書いてみると・・・

●ユメタン
●キクタン
●システム英単語(ただしCDを付けるという条件つき)
●ジーニアス2200 or ターゲット1900(同上)
●単語王(同上)

単語だけで6冊ということになると、50冊がいかに少ないかがわかると思う。
そこにきて、自分の本だけで20冊以上ある。

自分の本の紹介だけで終わるとなると、こりゃフェアが成立しないし、おそらく
読者のみんなもキムタツ本だけのフェアなんて面白くもなんともなかろ。

安河内先生の本も竹岡先生の本も中澤先生の本も大矢先生の本も入れて
使用時期や使用方法を解説すれば、かなり役に立つフェアになる。

でしょう?

明日は昼からアルクの本社に缶詰になって、数十冊の問題集と戦いますわ。

まだ発展途上の自分にこういうフェアを任せて頂ける幸せを噛み締めつつ、
先生方が魂を込めて書かれた本をじっくり拝読して参ります。

 

(追記)中学1年から高校3年までを意識して選ぼうと思っております。
     そうなるとこの本は外せんなぁ・・・とかさっきからやっとります。

 

2009年10月30日

智貴免禍

高山西高校の先生方と
(授業見学にいらっしゃった高山西高校の先生方と)

昨日は授業が4コマで終わりでした。というのも2人の先生が欠勤なさったので。
うちの学校は先生が休むと、自習にせず、時間割を組み替えるのです。

6時間授業で2名がお休みになったので、朝から時間割担当の先生が走り回り
中2の授業を各クラス4限にしてくれた。おかげで生徒も教師も半ドンでした。

とはいえ、教員のほうはやることが山積みですので、適当な時間までいました。
帰ってもいいんだけど、こういうときこそ仕事をしとかないと。

ユメタンの新しいバージョンが11月末日に全国の書店さんに並ぶそうです。

今回数百名の先生方にご意見を伺いました。アンケートにご協力くださいました
先生方には、厚くお礼申し上げます。

その中にこういう返事がありました。

東京のある公立高校の先生からのメールです。2年連続で採用くださった学校
の先生なのです。

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木村先生、

こんばんは。アンケートの回答遅くなりましたが、よろしくお願いします。

昨日、生徒達に「ユメタン」を配りました。その際、職員室まで学習係に取りに
来させたのですが、その時にたまたま通りかかったユメタン2を使用している
3年生(●●先生の学年)の1人が1年生に、「ユメタン、すごくいいよー。頑張
りな。」と、声をかけていました。

使用している生徒が、こんなふうに下級生に話してくれるなんて、とても嬉しい
気持ちになりました!!ユメタン、評判が良いです!

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生徒が教員を信頼してこその教育効果だと思うんです。いくらいい授業をしても、
いい教材を使っても、教員に対する信頼がないと、絶対にうまくいかない。

これは家庭においても同じです。

この学校の先生方が、生徒たちに信頼されている証拠やなと思い、とても嬉しく
なりました。学校ってのはこうでないとダメですね。

とても心温まるエピソードを、山﨑先生、ありがとうございました。

この先生の生徒さんたちが『ユメタン』を頑張って、「単語には自信がある!」と胸
を張り、自分が志望する大学の志望する学部に進まれますことを祈念します。

僕も多少『ドラゴン桜』に関わっておりますが、確かに成績のよくない生徒を東大
などに進ませる指導ってのは、目立ちますし、ヒロイックで面白いと思います。

しかしそれが本当の智とは思えない。

成績のダメな生徒を立て直すよりも、生徒たちの成績が悪くならないように、毎日
ちょっとずつでも生徒たちに関わる先生方の指導こそが智なのです。

極めて地味ではありますが、そういう地道な努力のできる先生、派手なことをせ
ずとも、毎日の指導(部活動含む)を熱心に行う先生、そういう先生方こそが、
生徒たちからの信頼を得て、効果的な教育を行うことができるのだと信じています。

 

(追記)今年、名刺を頂戴した先生方の数が数百名にのぼりまして、
     とりあえず年賀状が500枚では足りなくなりました。
     嬉しい悲鳴です。

 
 

2009年10月28日

冷めた教員は要らん

お言葉 

昨夜のことです。原稿が先週できていて、送信もしていたのに、届いていないと
編集者から連絡があったので、再送信。ITも万能じゃないな。

どうもパソコンというのは、我々原始人にとってはいつまで経っても、20世紀の
DOS以来、進化しているはずなのに進化していないモンスターなり。

さらに「去年はオヤジが死んだので、年賀状が出せなかったが、今年は大丈夫
そうやな」と思い、パソコンの筆ぐるめっていうソフトを何故か立ち上げる。

\( ̄_ ̄)/

闘うこと数時間。

使い方がわからず放り出し、布団に入ったのが夜中の2時。

何をやっとんだ、何を!おかげで朝がしんどいじゃないか!

今年はお会いした先生方が非常に多いので、年賀状は500枚を軽く超える。
早いうちから準備しとかないと、年賀状1枚1枚に短いコメントが書けない。

というわけで、筆ぐるめ、頑張ってクリアしますわ(RPGみたい)。

エッセイ

仁川学院の鈴木教頭先生から電話を頂戴する。鈴木先生とはもう10年来の
お付き合い。先生は教頭先生をしながらも、野球部の顧問もされている。

ちなみに仁川学院中の野球部とは何回か試合をしたけど、強い強い。

なぜ強いかというと、一生懸命だからです。当たり前やけど、打者はピッチャー
フライでアウトになった後も1塁ベースまで全力で走り続ける。

だから強い。

否、夏の時点では大したことない学年でも、秋には強くなるのです。

鈴木教頭先生としばし談笑。

なんと新人の5人の先生方に、僕の『頑張ってるから悩むねん』をプレゼントし
たいので、ついてはサインを頂けないかと丁重なお願いをされる。

なんですと!?

私の著書、しかもある意味専門外のエッセイ集を新人の先生に配布する?

自分の耳を疑ったけど、すでに近くの書店さんに言って5冊取り寄せてくださり、
さらにさらに私が学校から帰った後に、灘まで足を運んでくださったとのこと。

先生がいらっしゃらなかったので、警備員さんに預けておきましたとのこと!

なんだか申し訳ないなぁ。わざわざ足を運んでくださったのに、学年主任と一緒
に学校を出た10分後のことやったそうな。本当に申し訳ない気分になった。

心を込めてサインをさせていただき、先ほど仁川学院さんに持っていきました。

新人に『7つの習慣』を配布するというのなら頷けるが、わたしのエッセイとは。
ありがたいやら照れくさいやら、複雑な気持ちでしたが、しかし感謝しております。

鈴木先生と2時間ほど談笑しましたが、とてもいい刺激を頂戴しました。

先生曰く「やはり熱いとかウザいとか言われても、何でも一生懸命にやるという
ことを、生徒たちに教えることが大事です」と。

「生徒に一生懸命にやれと言うのであれば、教員が一生懸命でなければ」と。

ホントにそうですね。冷めた教員は要らない。他人を批判する評論家など教育
においては不要だ。失敗してもいいから、一生懸命な先生が必要なのだ。

そういう想いを新たにして、帰路につきました。

鈴木先生、ありがとうございましたm(_ _)m いつも感謝しております。
それとエッセイ、ありがとうございました。新人の先生方によろしくお伝え下さい。

こういう素敵な先生方が身の回りにおられ、刺激を頂戴できる幸せを噛み締め
ながら、今から明日の授業の準備をします。

 

(追記)仁川学院中学の野球部は地区大会で準優勝されたとのこと。
     監督の本田先生、たまには練習試合してください。

 

2009年10月27日

推薦します

momo

最近はどうも気分のいいことが多くて、のんびり過ごしている木村です。

先般も日大高校の遠藤先生が授業見学に来られ、夜は会食で盛り上がり、
昨日は高山西の小林教頭先生をはじめ、7名の先生方がいらっしゃった。

授業見学に来られるのは珍しいことでもないし、逆に言えばこちらも珍しい
授業をしているわけではないので、こんな授業でも参考になるのであれば、
いくらでもお見せするのだが、楽しみなのは人間関係がより深まることだ。

朋あり遠方より来る。

この週末はアルク本社で講演があり、親しくさせていただいている和田玲
先生と佐藤仁志先生にお会いする。吉田研作先生には初めてお会いする。

いと嬉し。

和田玲先生といえば、今度の朝日ウイークリー連載紙上でも推薦申し上げ
たのだが、『5STEPアクティブリーディング』の著者なのです。

あれはいい。実にいい。

難しい本ではなく、むしろ学校によっては高1や高2でも解ける。音読を20
回、『ユメタン』と同様にさまざまな角度から英語にあたり、英語を英語のまま
吸収できる上、英語の4技能をフルに活用できるようになっている。

この本は本当にいい。友達だから言うわけじゃない。本当にいい。

語彙力、つきます。

リスニング力、つきます。

長文の概要を把握する力、つきます。

英作文力、つきます。

心から推薦申し上げます。大人の人がやり直しの意味でやってもいい。

推薦といえば・・・

今月号の『AERA ENGLISH』で、阿川さんが『ユメタン』と『東大英語リス
ニング』を推薦してくださっているのを発見し、書店の店頭で恐縮する。

『英文法のトリセツ』の阿川さん、お会いしたことはありませんけれども、本当
にありがとうございました。またお会いした暁には焼き鳥でも奢りますので。

それから・・・

現在、浅田次郎さんの『月下の恋人』を読んでいます。

小説を読みなれている人には特にお勧めしますが、中に「この先はご想像に
お任せします」的な終わり方をしている編もあってね。

あ、11編からなる短編集です。

1編が(当然ながら)非常に短いので、空いた時間に1編ずつ読んでみては
どうでしょう。「あれ?この先どうなるん?」という気持ちを味わえます。

あぁ、こういう小説の終わり方もあるんやなぁ・・・勉強になる。

というわけで、今回は和田先生と浅田先生のご本を推薦いたします。
書店さんで手にとって、これは確かにいいと思ったら、自分で買いましょう。

ちなみに和田先生の本に関しては・・・

生徒たちはともかく、英語のプロの先生方はいいかどうかを自分の目でチェ
ックするために買って1冊やってしまいましょう。そしたら良さがわかります。

 

(追記)教員は採用検討用に献本してもらえるけど、献本してもらうと
     つまり自分で買った本でないと、なかなか勉強せんのよね。
     それじゃあきませんわ。

 
 

2009年10月24日

苟日新、日日新、又日新

日大高校の先生方

手を抜くなと今までいろんな人たちに言われてきたし、たぶん僕も教員になって
から多くの生徒たちにそういうようなことを言い続けてきたのですが・・・

先日、日大高校をお邪魔したときに、教頭先生がおっしゃった言葉がいまだに
気になっていて、まったくそのとおりやなと思っております。

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私は生徒たちに難しいことを言わず、ただ「手を抜くな」と言い続けています。

例えば部活動に熱心に参加している生徒で、たまに勉強には手を抜くという

生徒がいますが、この生徒は部活動のほうもダメになっていきます。

なぜなら人間というのは、「これはいいや」と思ってある部分で手を抜くと、

手抜きの癖が知らないうちに身についてしまって、肝心なことをする場合でも、

自分では一所懸命にやっているつもりでも、手抜きの癖が滲み出てしまう。

だから部活動をやっている生徒は、試合に勝ちたいのであれば、

近視眼的に見れば関係なさそうな授業や文化祭などの学校行事においても

決して手を抜いてはいけない。勉強を頑張ろうとする生徒も同じでして、

勉強以外に手を抜いてしまうと、肝心の入試のときに手抜きの癖が出ます。

*******************************

いい言葉やなぁと思ってね。確かにそうやなと。

自分に厳しくしやなあかんなとわかっていても、ダラダラすることもある。

人間やからな。それはしょうがない。切り替えてできる瞬間をひたすら待つ。

疲れて寝てしまうことと手を抜くこととは全くの別物なので、寝たいときは逆に
ダラダラしないで寝ればいい。それは問題ないと思う。

問題は勉強にしても仕事にしても、本当なら能力的にはちゃんとできるはずの
ことを「この程度でいいか」と、手を抜いてしまうことです。

手抜きは知らず知らずのうちに癖になる。

覚えておきたいですね。

このブログのタイトルですが、「まことに日に新たに、日日に新たに、また日に
新たなり」と読みます。自己啓発を勧める中国の古典からの引用です。

日々自らを前進させるべく、手を抜かず、自分に厳しく生きたいものですね。

 

(追記)疲れてどうしようもないときは思い切って休みましょう。それも人間。

 

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