2007年11月

2007年11月30日

力を出し尽くそう!と考えよう

合格祈願 

今日で11月も終わりです。このHPを立ち上げて1ヶ月が経ちました。早いもんですね。もう1ヶ月です。その間にもいろいろありました。またお話しする機会もあろうかと思います。

一足飛びに夢を叶える方法なんてないし、仮にあったとしてもそんなので叶う夢なんてたかが知れてるはずなので、日々をちゃんと生きたいと思っています。

英語や数学の勉強と一緒で、大きな何かを叶えようと思ったら毎日の努力の積み重ねが大事で、たまに後退することがあっても長い目で見たときに着実に前進していればいいなと思っているのです。

この「長い目で見る」というのが夢を叶えるときには大事ですね。

結構若い間はせっかちなのですぐに答えを求めようとしますが、なかなかそういうわけにはいきません。そうすると答えが出ないものだから「無理なんかな」と思ってあきらめたりするのですね。

それでまた新しい夢に目覚めていったんは目指すのですが、またなかなか前に進まないものだから「人生って虚しい」みたいなことを言いながら(笑)断念する・・・ということの繰り返しになります。

夢を叶える人ってのは5年や10年のスパンで人生を見ますし、ことによるともっと長いスパンで見ることもあります。例えば僕が「ハリウッド映画に出る」という夢を叶えるには10年ではかなり厳しいことになります。

人生70~80年を長いと見るか短いと見るかはその人次第ですが、その中で何か大きいことを実現しようと思ったらやはり長い目で人生を見て、焦らないで着実に歩を進めることが大事なんやないかと思っています。

上の色紙にも書いてありますが、受験だけじゃなく、人生全般においても「認められよう」ではなく「自分の力を出し尽くそう」と考えて、努力を継続することなんですね。その中からまた別の何かが見えてくるかもしれません。そうすればまたそのときに考えればいいのです。

というわけで11月は1日も休まずに更新しました。ブログも含めて一歩一歩歩いていきます。

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(追記)そしてちょっと疲れたなと思ったらおもいきって休むことも大事です。

 

 

2007年11月29日

全体の一部であることを意識しよう!

ノーモアヒロシマ

防衛庁と山田洋行をめぐる汚職事件が連日報道されていますが、額賀財務大臣や久間元防衛大臣の名前まで出てきて、第2のロッキード事件か?なんて言われています。

額賀さんが宴席に出ていたかどうかを喚問するか否かで与野党がもめていますが、それ以上にもっと本質的な部分を政治家の皆さんには議論してもらえればいいなと思います。

学生諸君は善悪の判断がある意味我々よりピュアかもしれませんね。一方我々大人は毎月、あるいは確定申告のときにものごっつい額の税金を納めていますので、「税金の無駄遣い」なニュースには敏感になります。

自分が一所懸命に汗水たらして働いて得たお金のうち、国や市町村に対して一部を納めるわけですが、半端なく税金って高いんですよ(>_<)

なんとかならんか・・・(┬┬_┬┬)

そりゃ頑張ってる政治家もいるんやろうけど、一部の政治家や官僚がこういう事件を起こすと、全員がそうであるかのような誤解を受けかねませんよね。

教員もそうでして・・・

ほとんどの先生方がすっごく頑張っておられるのに、一部の先生方が破廉恥な事件を起こしたりすると、「やっぱり教師ってのはあかんな」なんて言われたりします。

\( `ロ´)/

個人の責任で済まないことって自分が思っている以上にたくさんあります。「個人の勝手」ではなく、各自が全体の代表であるという意識が大事なんですよね。

ある生徒が万引きしたとします。そうするとその学校の他の生徒全員が「あの学校の生徒は万引きしよる」なんて見方をされることになるわけです。たまったもんじゃない。

でもそういうもんですよね。

プロ野球選手が引退後に事件を起こしたりすると、「野球ばっかりやってきて世間を知らんかったんやろな」なんて言われる。そして他のプロ野球選手までそう見られる。

その意味で・・・

我々はみんな個人個人違うんやけど、共通しているのは、自分が思っている以上に何らかの全体の一部であるわけで、その点では好き勝手に振る舞っていいわけではないのですね。

常に全体を意識することです。

悪いことをして罰せられるのは自分だけかもしれませんが、それによって他の人たちにも目に見えない形で罰せられているということを意識しておくことって大事です。

人間って弱いので易きに流されたり、不善なる方向に流されたりすることもありますが、そういう意識を習慣的に持っていれば流されずに済むことが多々あります。

それが習慣化すれば、意識しなくても良い行動ができるようになり、ゆくゆくは徳の高い人間になれるのではないかと思っています。

俺たちの税金を無駄に使うのはやめてくれ~!(>_<)
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(追記)最近、こちらのブログが熱くて面白いのでご紹介しますね。

 

 

2007年11月28日

成功は下積み次第!

新作です

いよいよセンター試験まで1ヶ月半になりましたね。高3の出席率が高いので非常に満足していますし、多くの人がインフルエンザの予防接種を済ませたみたいですね。

準備万端!o(^∇^)o

そういう僕もそろそろインフルエンザの予防接種を受けないとダメですね。予約はしてるんですけど、なかなか時間が取れず(←典型的言い訳)まだ受けていないのです。まぁでも来週は定期考査も始まるのでそうなると時間が取れそうです。

新作は今日あたりから店頭に並び始めているみたいですね。東京が一番早いのかなと思っていたのですが、まだみたいです。取り次ぎ書店にはすでに入ってるみたいですので、まだの地域はしばらくお待ち下さいね。

・・・って、すでに次の本を書き始めてる僕ってどうよへ(×_×;)へ

来年はもう遊べんなぁと思いながら、上半期でかなりたくさんの作業をしておいて、下半期は少し休ませてもらおうかなと実は思ったりしています・・・って、各社の編集者諸氏、ちゃんと覚えといてね!

下半期、休みたいぞぉ!無理かぁ!?

授業と野球は休みませんけどね(^。^;)

僕が中学生の時にフィンガー5っていうグループが大人気でしてね。日本中で大ヒットを飛ばしまくったのですが、1年やったか2年やったか休養してハワイで何億も使ったそうです。

以前、東京に行ったときにフィンガー5の長男さんがやってるスナックで飲んだことがありまして、そのときに直接聞いた話なんですけどね。で、何億も使って日本に帰ってきたら人気は衰えていてどうしようもなく、そのまま引退したそうです。

僕は芸能人じゃないので引退も何もないのですが、本を書く(=アウトプット)ためには本を読む(=インプット)ことが必要になりますし、その意味で少し来年の下半期はインプットに勤しみたいなと思っているのです。

モモ

僕の周囲でも本を書きたいなと思っている人はたくさんおられますが、例外なく本をよくお読みになっていらっしゃいます。それぞれに分野は違いますが、読書家という点では共通しているのですね。

僕も今は参考書や問題集を書いているのですが、そのうち違う分野にも進出したいなと思っているのですね。でもそのためにはやはりインプットが必要ですし、今の読書量だと何も書くことができません。

問題集ならほとんどの問題集に目を通して、それぞれに「ここをこうしたらいいのにな」というようなことをメモして、それを自分の本を書くときに活用しているのです。1年に何十冊もの問題集に目を通します。

成功しようと思ったら、そういうインプットは何より大事です。

以前、生活創庫の堀の内社長の話を聞いたことがありますが、リサイクルショップを立ち上げるにあたって、自分でストーブやラジオを壊して、それを修理屋さんのところに持って行き、そして修理の様子をじっと見て吸収する期間がとても長かったそうです。

ある意味、下積みですよね。

下積みの期間ってのはかなり苦しくて「俺、何やってんねやろ」という気持ちと闘うことになります。その気持ちに克てるのはやはり将来の夢の形をビジュアライズしているからなんでしょうね。

どんなに苦しくてもこの山を越えたらきっといい風景もみえてくるはずやと思って歩くのですね。でも実際はさらに高い山が待ち構えていて、でもさらに同じ気持ちでその山も超えようと頑張るのです。

それこそが下積みなのです。

あるときにチャンスが来ます。それは下積みを頑張った人のみが掴むことになるはずです。

「あの人はついてるよね」という極めてラッキーな人であっても、周囲からはラッキーに見えるだけで実は誰にも言わないで頑張っていた期間があるはずで、それがないと仮に一時的に成功したとしても長続きしない。

なぜなら実力がないからです。力がない人は成功しませんよね。

東大駒場

受験生は関係ない話やと思いますか?違います。今やっているのはある意味、下積みなのですよ。将来のために下準備をしているのです。大学受験は下積みの一部なのです。

それが大学に入るとまた別の下積みに変わりますが、しかし高校の勉強みたいに極めて基礎的な勉強ではなく次のステップに向けて違う次元の勉強に変わるのです。

それは大学に残る人ならその下準備になるでしょうし、大学ではなく会社や病院などに勤めるという人は人間関係も含めて、さまざまなことを勉強するのです。

そこでたくさんの失敗をし、それを通じて一歩一歩成長していくのですね。

高校段階はその下積みのための下積みに過ぎません。

授業中寝ていても怒られない。遅刻しても大して怒られない。自分さえ頑張って成績を残していれば評価される・・・そんな甘い世界は上のステージではあり得ません。

今は与えられた環境の下で一所懸命に頑張ることです。それがあとになって「あれはキムタツが言うてたとおり下積みやったな」ということがわかってもらえると思いますね。

僕もたまに「そろそろ下積み期間は抜けたかな」と思う瞬間もありますが、しかし次の瞬間にまた引き戻されます。いつになったらこの下積みは終わるのかなと気が遠くなることもあるのですが、人生ってそういうもんなんやろうなと思いながら頑張ることにしています。

今はいい環境で授業ができ、野球ができ、本が書けますから、かなり幸せです。

しかしこれに100%満足するのではなく、また次のステージに向けて「今は下積み」という気持ちを忘れないで精進しようと思っています。この「精進しよう」感って大人の方のほうが理解してもらえるかもしれませんね。

幸いにも同僚で同じように頑張っている人が多いので刺激を受けます。僕も負けずにさらに上を目指します。

2位との差がつまってきましたが(泣)よろしくお願いします!
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(追記)発売中のアエラEnglishの1月号は単語力をつける特集でして、僕も写真入りで出ています。

(追記)ドラゴン桜コラムが更新されていますのでお読み下さいね。

 

2007年11月27日

特に英語が伸びない人へ!

ジュンク堂三宮店

アルクのお地蔵さんに聞いたのですが、今日に新しい本が取り次ぎ書店さんに卸されるそうです。ですので都市圏は明日か明後日には書店に並ぶと思います。

生徒に問題集なんですかと聞かれるのですが、問題集ってわけではありません。

単語集と熟語集と発音アクセント頻出単語集と語法小辞典と文法小辞典と発音アクセント法則集とが1冊になったものです。ですのでどちらかと言えば参考書に近いかもしれません。

でもこれに特化した問題集ってNEXTSTAGE(桐原)やUPGRADE(数研)のようなものがいっぱいありますからね。あれをやっていて、なかなか知識を整理しきれないでいるという人に使ってもらえればいいなと思っております。

文法と語法に関しては重要で頻出だと思われる最小限度のものを取り上げて解説してあります。ですので、とりあえず苦手な人はせめてこれだけは押さえとけ!という感じの本になっています。

よろしくお願いしますね(^-^)

新作

しかし本来は文法や語法ってのは高2までに片付けておきたいものです。高3からは読解や英作やリスニングなど、より実践的な問題演習を繰り返すべきじゃないかと。

知識を吸収するのはもちろん勉強する上でものごっつい大事で、それこそ今になっても単語は覚え続けている日々なのですが、受験英語に関して言えば、そんな悠長なことを言うてられないのですね。

というのは高3になったら理科もやらなあかんし、社会だってやらなあかん。理系の人ならセンターの国語で120点とかやと木っ端微塵になるし、文系の数学だってやはり気になる。

英語ばっかりやっとれるかぁ!(^O^)

という声がうちの学校でもあちこちから聞こえて参ります。特に読解に関しては、英語より現代文の力がベースになるので、本を読む習慣のない人はなかなか英語も伸びにくい。

ですので知識に関してはできるだけ高2の終わりまでに押さえておきたいところなのです。その点で、この本は高2の生徒たちにも使ってもらえたらいいなと思っています。

最近、リスニングをやっていてもリーディングをやっていても思うのですが、語彙力がないってのは悲しいことですね。なんにもできません。

日本語でもそうですね。外国から来られた方が街を歩いていて、前から車が来る。それが黄信号で止まらずに突っ込んでくる。しかもウインカーを出さないで曲がろうとしやがる。そこに小さい子供が!

ここでその外国から来られた方が事故の唯一の目撃者だったとして、警察の事情聴取に対し、ちゃんと説明するためには最低限の単語力が必要になります。

我々が英語を勉強する場合でも単語力(と文法力)がベースになります。ですので、どんなENGLISH LEARNERであっても単語をできるだけ多く覚えることが先決なのですね。

僕が浪人時代に駿台の先生に「単語なんて前後から類推すればいいんや。それより構造分析力が大事!」なんて言われ、それを間に受けてエライ目に遭いました。

もちろん構造分析力も大事なんですが、それはそれで英語の基礎を形成するもので、まさか「これがS、これがVで・・・」なんて言いながら長文を読むわけにはいかんでしょう?

そんなことしてたら日が暮れて朝になって太陽が昇ったなと思ったらまたその太陽が西に傾くことになってしまうがな(長いボケでゴメン)

速読力の基礎になるのはやはり単語力と文法力。

そしてその上で構造分析力やあるいは読んだ文章の数などがモノを言うわけですね。日本文を速読するのに置き換えれば常識的にわかってもらえると思います。

そんなわけで英語が苦手やなと思っている高校生(や社会人)は、この本に載っている単語や熟語や文法事項、慣用表現などで1つでも知らないものがあれば慌てて覚えること!

あるいはそこそこまでは来たけど、ここから伸びんなぁと思っている人も中身を見て「あれ?こんなん知らんぞ」というのがあればすぐに覚えてほしい!

このレベルも知らないとかなり苦しい戦いになるはずやからね。

早いところでは明日には書店に並ぶかと思いますが、よろしくお願いいたします。手にとっていただいて、いいなと思われましたら、どうぞ可愛がってやってください。

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(追記)娘が風邪をひきました。皆さんもお気をつけください。

 

 

2007年11月26日

ケアレスミスはもったいない!

自由英作文 

この週末も野球でした。練習試合ですけどね。第1試合はワンチャンスをモノにして勝ち、逆に第2試合はワンチャンスをモノにできずに負けました。練習試合ですので、この勝敗を次に活かしてくれれば問題ありません。

今年はこれで試合がありません。来年の2月の第1日曜からまた試合を行うことになると思うのですが、それまでの冬場に走りこみや素振りなどの基礎トレーニングをどれぐらいやってくれるのかを楽しみにしております。

勉強に関して言えば、僕や親がやれと言わないとやらないようでは伸びません。定期考査ならそれでもいいんでしょうけれども、実力をつけるためには自分で自分のお尻を叩きながら、あるいはライバルと切磋琢磨しながら、自発的に勉強をしないと伸びません。

実はスポーツの世界もそうです。全体練習をしている間の伸びはみんな一様でしてね。そこから抜け出してレギュラーになりたいとか、試合に出たいとか思うのであれば、みんなが帰ってから、あるいは自宅に戻ってから、自発的にどれぐらいできるかが勝負です。

彼らのヤル気に期待したいと思っています(^^)

新刊

現在、高3(と、一部高2)の自由英作文の添削をしているのですが、そこで気がついた点を書いてみます。

昔の受験生の皆さんはもしかしたらご存じないかもしれませんが、今の大学入試の英作文の本流は京大や阪大タイプの英作文ではなく、自由英作文なのです。自由英作文を課す大学のほうが(少なくとも国立大は)多くなってるかもしれません。

自由英作文が出題される大学を受験する生徒たちにとっては、とにかく正確に書ければほとんど減点されないもので、その意味では得点源になるわけですから一所懸命に勉強するのですね。

僕はとりあえず東大であれ阪大であれ、Z会の『英作文のトレーニング自由英作文編』をやった後で『東大英語ライティング&グラマー』をやるように指示しています。ここで言う「やる」は2~3周はやって潰すことを意味します。

前者はちょっと古いんです。イラストの問題などももう少し工夫してくれればええねんけど、と思うようなものもあります。が、解説がちゃんとしているのでいいかなと思っています。解答例も2つずつついていますしね。

後者は僕の著作ですが、解説を詳しくしてあるのと、解答例が4つずつついているので(ネイティブのも含めてです)これも添削をしてくれる人がいないという受験生にも使ってもらえるように、できるだけ配慮して作ったのですね。

で、その両方をやると約40題ぐらいになりますので、それを3回ずつ繰り返すとのべ120題の自由英作文を解くことになります。それぐらいやればだいたいの問題はできるようになるのではないかと思います。

あとは赤本などの過去問を直前に何度もやって、その大学のレベルを確認するような形でいいかと思いますね。すでに赤本をやっている人もいますが、もちろん問題ありません。

でね、今その後者の添削をやっているのですが、英語に関してはかなりミスが少なくなってきました。

最初は驚くようなミスが多発しておりまして、ひどいのになるとThese graph is showing that…とか、The mother wait for her hasband with two child.なんてムチャクチャなのもいっぱいありました。

え?どこが間違えてるのかって?それは自分で探したまえ(笑)

アバンティブックセンター 

で、そういうミスがだんだん少なくなってきたのはええねんけど、最近目立つミスがあってね。それは内容的なミスなんです。作問者の意図を取り違えているミスが増えてきてるんやないかと思いますね。

たとえば『東大英語ライティング&グラマー』をお持ちの方はイラスト問題で、母親が子供に買い物に行ってほしいと頼んでるのに子供がそれを断って遊びに行き、母親が仕方なく忙しい中を自分で出かけていった挙句、近所の奥さんと井戸端会議に興じてしまい、もう夕暮れ時になってもまだ相手と喋っているのに対して、遊び終えて帰ろうとする子供が何か文句を言っているイラストを英語に直す問題があるのをご存知ですよね。

この問題はもちろん僕が作ったオリジナルなんですが、作問者の意図はどこにあるのでしょう?

4コマ漫画ですから、それぞれのコマの内容を英語で表す必要はあります。しかし大事なのはそれ以上に、それぞれのコマの中で登場人物が何かを言っていて、その吹き出し部分が空白になっています。さらに「吹き出しの台詞を書くのではない」という注意が与えられています。

つまりこの問題、東大でも似たようなのが以前出題されましたが、間接話法の知識を発揮して、tellやsay、あるいはanswerやcomplainなどの動詞を使って、母親が子供にどういう内容のことを言おうとしているのか、あるいは子供がまだ喋っている母親に対してどういう内容のことを叫んでいるのかを書かないとダメなのです。

それをShe is still talking with her friend in front of the store, and her son is getting upset.なんて書いても意味がなくて、間接話法を使っていない時点で、下手をすると採点対象外になってしまう(つまり0点になる)可能性だってあるのです。

東大ってのは限られた時間の中でどこまで正確に読み、書き、聞けるかを試す試験を課します。ですので速く解こうと思うあまり、じっくりと与えられた日本文を読まないケースが多発しているのですね。

出題者がどういうことを問おうとしているのかをしっかり読むことです。

そういえば以前大意要約問題でも、「全文を要約せよ」ではなく「この内容からどういうことが言えるか」という問題が出ました。要するに書かれている内容を一般化するということが求められました。

しかしそれをちゃんと読んでいない受験生は「今年もきっと要約だろう」と思って、全文を要約したのではないかと思うのですね。こういうことってのは模試などでもよくありまして、痛い目に遭った人もいると思うのです。

確かに今の大学の問題ってのは速読速解力が問われていますので、速く処理しないとダメなのですが、最低でも与えられた設問文についてはしっかりと読み、出題者が求めている内容を確認する余裕は必要だと思いますね。

作問する側としては合格者と不合格者を分ける試験を作らないとダメなので、至るところに落とし穴を仕掛けます。せっかく合格する実力を有していながら、そういうところに引っかかるのは極めてもったいない。そういうのこそケアレスミスというのです。

試験会場に入って他の受験生を見たら、そして開始のブザーが鳴ったら、だいたい誰でも緊張するものですが、設問文だけはしっかり読んで、作問者の意図を正確に理解しましょう。それこそ試験を解く第1歩です。

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(追記)発売中のアエラEnglishの1月号は単語力をつける特集でして、僕も写真入りで出ています。

(追記)飲み会が続いたので・・・太りました(涙)

 

 

 

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