2008年3月19日

センター試験対策に関して(その1?)

基本の基本

英語の勉強に限らないことですが、勉強法ってのは1つしかないと思います。
もちろん枝葉の部分はたくさんあるのですが、根幹を為すのは1つだけです。

それは基本をまずはしっかりと固めるということです。

基本ということになると、センター試験は高1と高2の範囲からの出題で
その意味では最も基本的な部分だということになるかと思うのですね。

よく「センター試験の勉強はいつからやれば?」なんて質問をされます。
でも実は僕、その質問の意味がよくわからんのですよ。

センター試験の勉強ってのは、例えば文系の物理や理系の地歴等のように
二次試験で課されない科目に特化したものなんでしょうか?

それとも英語や数学などの教科も含めてのものなんでしょうか?

一応今日のところは英語や数学や国語など、二次試験にも課される教科に
ついて書いてみますね。

英語や数学などに関して言うならば、答えは1つですよね。センター対策は
高2の秋ぐらいからは最低でも始めないとアカンということになります。

リスニング1つとってもそうですね。センター試験のリスニングレベルで苦労し
模試を受けても40点もいかない生徒が『東大英語リスニング』をやったって、
また赤本をやったって、全く意味ないですよね。

リーディングにしてもそう。よく「長文が読めない」という人がいるけれども、
その人に『センター試験英語合格の法則(語彙・語法・文法・発音編』の内容を
ほとんど100%覚えているかどうかを聞いてみたら、大半がダメだと思う。

あの本って最小限のレベルの文法と語法のことしか載せていないのですが、
それも知らないとなると、全く英語が武器として使えないことになります。

単語にしてもそう。

キクタンBASICぐらいのレベルを80%程度しか覚えていない生徒が、長文の
勉強をしても意味がないわけで、そのレベルは100%にしておきたい。

そのレベルをまずは固めてしまわないと、いくら演習をしてもダメ!なのです。
いくら難しい問題を解いても無駄です。厳しいようだけど意味がありません。

講演風景

その点では高2の時にセンター試験の過去問をいくつか解いてみればいい。

そして英語や数学で180点以上取れれば、だいたい基礎はできているので
次のレベルの勉強を始めてもいいかなと思います。

180点なんてトンデモナイ!という人は、どこがまずいのか先生と相談しつつ
自分の弱点を補強する勉強をまずはしてしまわないとダメですよね。

文法が弱いのであれば文法を、語彙力がないのであれば語彙を、古文なら
敬語が全くわかってないのであれば敬語表現を、それぞれ潰します。

数学であれば教科書に載っている例題レベルが100%解けるかどうかです。

基礎の部分で自分に甘くなって、「だいたいわかるから」という姿勢でいると・・・

結局後々になって「過去問が解けない」だの「いくらやっても伸びない」だのと
泣き言を言うことになるのです。

二次試験に必要な教科のセンター対策はむしろ、二次試験対策の一部として
やってみればいいんじゃないかなと思っています。

センター試験レベルができるようになることがまず第1段階で、それができれば
いよいよ二次試験用の問題集などを使いながら、演習を増やすことです。

文系の理科や理系の社会のようなものに特化した記事は、リクエストがあれば
また書きますね。それは英語や数学とは少し異なることになりますからね。

いずれにしても大事なことは、基礎を固めるということです。

愚直なほど基礎をしっかりと固めるために、授業を大事にする姿勢が大事で、
またそれについても次回に書きたいと思っています。

この続き読みたいですか?リクエストが多ければ書きますね。
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(追記)続きがあるかどうかわからんので、タイトルは(その1?)と
     させてもらいました。

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Comments

師匠,いつもお世話になっております。十督デス。
続き…,読みたいDEATH!是非宜敷お願いします。今年度は高校二年生を受け持って来ましたから,今日の記事は「そうだよね,そうだよね。」を何度も連発しながら読みました。こちら(=教員)が愚直なまでに生徒に基礎を徹底させなければ,逆に教え子は良からぬ知恵をつけてきて,訳の分からん思いこみに振り回され,結局は遠回りを強いられることになるな,と改めて今日の記事を読んで思いました。だから,教師は決して「ウチの子達は単語が…。」や「ウチは文法がね…。」なんて口にしてはいけないし,それを論拠にすること自体が英語教師としての敗北宣言なんやないか,と強く思いました。自分への鼓舞も込めて今日のコメントは書きました。来年度へ向けて戦闘モード全快です。フルパワーで生徒を牽引できるよう,今日もTRに勤しみたいと思っています。

田中 十督(脱線グリッシュ)

京都である塾の英語の講師をしているKG#85、本名松本と申します。
以前から木村先生のブログ、コラムはずっと拝見させて頂いています。
私も先生と同じく仏教校である洛南高校出身で、KGファミリーの一員でもあります。
少しお尋ねしたいことがあり、初めてコメントさせて頂きます。

今日のブログの記事、拝見しました。
その中で
「高2でセンター英語・数学が180点くらいあれば次の段階に進んでもいい。」とのことでしたが、高校2年生の段階でそれくらいの点数が取れるのであれば、全国の中学、高校教師、及び
私のような一介の塾講師も何ら苦労しません。

センター試験が近年易化してきているということは私も同感ですが、仮に灘校の生徒で
受け持っている高2の生徒の半数が100点しか取れなかったとしたら、木村先生は具体的にどのような対策を講じられますか? 精神面も含め、忌憚のないご意見、ご忠告をお聞かせ願えたらと思います。宜しくお願い致します。

一つ質問させてください。
国公立大学を目指す学生は、高2の段階でセンター180点以上とることが目標だということはよくわかりました。しかし、私立だけを受験する学生にも同様に、センターで180点以上とることを一つの目標にするべきだとお考えですか?
私は、センターを受けない生徒にもセンターの問題をやったほうがいいと思っていますが、これに関して少し自信が持てません。キムタツ先生の考えを参考にさせてください。よろしくお願いします。

キムタツ先生、おはようございます。
今日のブログを拝読して、順番、順序通りに進めていくことが大切だなと思いました。目指す目標を定めたものの、時間など物理的な条件が揃っていないからと言って、順番を飛ばして進めても、そこに大変な意気込みや思いがあっても現実は思い通りにいかないことが多いと感じました。悲観的な諦めを感じたわけでなく、だからこそ目標があるなら、その日から現実的に逆算して決めたことを確実にこなさないといかんなと思いました。仕事で自分なりに“ガムシャラ”にやって体を壊し、現在治療中なのですが、そこの先生に言われる言葉やそんな自分を見ながら感じました。

先生、こんにちは。
1つ質問があるのですが、英語の発音の勉強をしていると、よくアメリカ式・イギリス式などの言葉を見ます。具体的には前者か後者をどのようにして判断、区別するのでしょうか?宜しくお願いします。

田中先生
高得点を取るための秘訣があるとしたら、きっと基礎をどれだけ固められるかどうかということなんでしょうね。我々の英語力を伸ばすときだって、意外と基礎になっているのは自分たちが受験生のときに勉強した英語だったりするわけです。
受験英語は役に立たないと言う人がいますが、あれってたぶん英語をわかっていない人なんだろうなと僕は思っております。

KG#85さん
僕の生徒たちの半数が高2で100点程度しかなかったとしたら、もう二次試験の勉強は捨てて、センター試験レベルの文法や読解をひたすら繰り返すことになると思います。物事には順番がありますので、センター試験レベルもできないのに私大や二次試験の勉強をしても意味がないと考えています。

キムマネさん
センター試験180点というのはあくまでも目安ですが、それぐらい取れる英語力を
高2の段階で身につけておくということです。
国立志望も私立志望も何も関係ありません。基礎力を固めておいて、高3になってから
もう1段階上の英語を読み続けることになるわけです。

フルスイングさん
基礎を固めないままに難しいことをやってもできっこありませんからね。
建物の土台部分が固まっていないのに、二階から上を作るようなものです。
ところで健康にはくれぐれもご留意ください。

焼きそばさん
申し訳ないけど、それは文面では説明できません(>_<)
アメリカ式はセンターで、イギリス式はセントゥルになるとか・・・
1つ1つ挙げていくと本ができます。

初めまして、高3のななと申します。
学校の補習についてなのですが、センター対策(発音から読解すべて)と二次対策(長文を読む)を取るか、二次対策を二つ(それぞれ違う長文)を取るかで悩んでいます。
学校で配られたセンターの模擬演習の問題集を時間を計って解いたところ、140点ほどしか取れませんでした。主に読解でそれぞれ10点ずつ落とす感じです。長文を速く正確に読むことが苦手です。
先生の他の記事によると、「センター用の読解問題集は必要ない」とのことなので、二次対策を2つ選んで長文をたくさん読むほうが良いのでしょうか?
また、長文を解く時正確に読むために多少時間をかけるのと、時間はちゃんと計って読むことに慣れるのとはどちらがいいのでしょうか?

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